覆面マーケターの本音こぼれ話

世の中やネットの世界で気になることや、日々の気づきを、素直に書き連ねます。

インターネットで、匿名で、社会をよくするためにできること。

はてなユーザーには幾人か気になっている方がいる。

その中の一人は、次のエントリを書かれたxevraさん
 
以前からTwitterブコメを表アカウントで観測していて、鋭い言説にハッとしたり唸ることが多かった。
その一方、やけにブコメを通してメンヘラ認定を連発したり瞑想や運動を押すので、新手の勧誘かメンヘラ的な何かなのかと勘違いしていた時期がある。(ごめんなさい)
 
しかし、厳しくも優しいブクマコメントやの裏には、社会をよくしたいという思いがあり、それを匿名活動で最大限に行うための行動の結果がブコメとブログ執筆活動なのだとようやく理解した。
(と、いう意味では、新手の勧誘ではあるのかな。人間らしく生きよう教。)
 
私がこのエントリ読んだ時、かっこいい大人を、久しぶりにネットで新規発見したなぁという気分になった。
なんだか嬉しくなった。
 
 
ネットの外で仕事をしていると、マーケティングという仕事柄、資本主義社会に揉まれながらも実業を通して「社会をよくしよう」と考えている実業家や、様々なプロフェッショナル達に、たくさん会う。
xevra」というハンドルネームのアカウントとの出会いは、そんな人たちに会ったときの気分にとても近い。
 
 
ネット上では、誰かに怒ったり悲しんだり足を引っ張ったり煽ったりする人々ばかり、よく目に入る。(私の観測範囲が狭いのか声が大きいから飛び込んでくるのかきっと両方だけれども)
そのほうがアクセスが集まるという、PV集めで煽りたい各メディアや個々のブロガーの、商業的な面もあるだろう。
 
特に、匿名で発信される情報にはその傾向が強い。
正しいことや役立つことを述べていても、人格攻撃や言葉遣いの荒さから、言葉の流れ弾に当たり無駄に傷つくことも多い。
 
かといえ、Facebookアメブロを中心とした本名やリアルに連動されやすい文化圏の、当たり障りなく情報量の少ない文章発信に陥りがちだ。
身近にいる熱心な実業家達は、仕事の合間にとても興味深い長文を綴ることもあるが、Facebookやプラットフォーム上でしか見ることができず、検索性が低くてよく取りこぼしてしまう。
 
 
だから私は、本業のマーケターの仕事として、彼彼女ら自身や、事業や、会社を、それらを求める人々が見つけやすくなるように、世の中に広めて社会をちょっとでもよくする仕事をしたいのだと、気づいたところ。
Googleがクロールしやすい場所や、新聞や書籍やテレビといった大きな流れへ、情報を適切なサイズや色カタチに切り分け、発信していく。
 
それと同時に、この匿名活動の延長戦上に、利害関係のないアカウントだからこそ発信できる情報で、社会をちょっとでともよくできたらいいなと、願ってみる。
例えば、ネットの炎上のパターン分析と行動アドバイスとか、自身の中のネット中毒心をいかに飼い慣らすかとか(現在進行中ではあるが)。
 
そう考えると、いまのスマホで日記という執筆体制は脆弱で、いつかはがっつり活動したいところだけれど、いまは本業が詰まっているのとネット中毒から一旦離れるので、まずはできる範囲で。
xevraさんのように広く影響を与えるような活動できるのかはわからないが、自分のできることからはじめていこう。
 
今夜は電車じゃなくて布団に入ってからになってしまった。
土日はしっかり休んだり家事をしたり家族とコミュニケーションをとりたいのでブログもお休み。
 
おやすみなさい。いい週末を。